『ナナメの夕暮れ』を読んでみて。
お久しぶりです。かんべです。
11月頑張って毎日更新を目指してはいましたが、それすら出来ずさらに何週間もサボってしまうとは情けない・・・
やはり継続とは難しいものですね。多分また更新途切れると思いますが毎日更新を頑張って再開してみます。
さて、本題に入らせていただきます。今回も書籍のお話。今日はお休みなので寝癖ぴんぴんで朝から読んでました。
お笑いコンビオードリーの若林正恭さんの「ナナメの夕暮れ」です。
若林さんといえば個人的な強い印象は歌下手でてたのにmiwaとコラボしてラップやってたりこいつなんなん?と思ったのが最近の印象です。学生時代は春日の印象しかなかったなぁ。
・普通のおじさん
やはり冒頭を読んで感じたのは「こいつ普通だなぁ。面白くないなぁ。」と感じてしまいました。もう読むのをやめようかと思ったくらいに。でもそれは違いました。彼は異常なくらい普通でそれを認めている事。自分が何者かを最も理解していてすべきことをわかっている人だとおもいました。自身の弱さを認めるというのは簡単なことではありません。私自身も「天才」という響きが嫌いで、でも嫌いなのは天才じゃない自分で。でも心のどこがで自分には隠れたこんな才能があるとかまだ自分を出し切れていないとか。俺を生かせないのは会社のせいだなんて常に思っています。
彼から学ぶことがとんでもないほどこの本の中にありました。今の自分と照らし合わせて自分が何者かわからない人に対して。
・自分への肯定
過去に「肯定ノート」なんてものを作ったことがあるらしい。
自分の好きなものだったりをノートに書き込むというノートだ。
なんだそれと思うかも入れないが「好きなもの」は生きることの活力になる。朝起きる理由になる。好きなことで生きていくなんて言葉に心底憧れていた私だがこういった考え方もあるのかと感じました。自分が肯定ノートを作ったら何を書くだろう。アイドル、アニメ、ゲーム・・・キモオタやないか。
・他人の評価を気にする人生
「朝起きた時に今日もまた他人にジャッジされる1日が始まる。」
「また今日も他人に否定だけされる1日が始まる。」
彼はこんな考えをしながら毎朝過ごしていたらしい。共感してしまった。
人と違うことをしてかっこいいと思っている奴が嫌い。輪を乱してまで個性を出そうとする奴が理解できない。行きつけの喫茶店がある人はなんかダサい。終いには一生懸命な人を心底くだらない人間だと思ってしまう。私自身そんな考えがずっとあった。もちろん今もある。でもそんな人間たちが当たり前に成功している。なぜなら「行動」をしているからだ。私はこんなしょうもない考えをしているせいで「行動」ができなくなったのだと悟りました。他人の評価なんて気にしないでもっと自分らしく人間らしく生きよう。恥ずかしいこともどんどんしていこう。こういう子供の頃みたいな感情って忘れてはいけないんだなと思いました。
最近テレビで観ないけどこれからもがんばれよ。若林。